「ひとりで作るネットサービス」第21回は、テレビや雑誌でもおなじみの「ルー語変換」を作った冨田尚樹さん(29)にお話を聞いた。ふとした思いつきから作ったサービスがさまざまなメディアで取り上げられ、自らもテレビに登場するまでに至るまでには、どういった工夫があったのだろうか。 初めは恐る恐る、知れば知るほどハマッた 「気が付いたらまわりで自分が一番デキる人になっていたんです。辞めなくちゃな、と思いました」。北海道から東京へ出てきて1年たった、24歳のころだった。自分はエンジニアになりたい、もっとすごい人がいるところで勉強したい──そう強く願った冨田さんは、次なるステージを目指して転職を決意する。 時は23歳までいた北海道時代にさかのぼる。冨田さんは最初からエンジニアを目指していたわけではない。高校のときにバイトしてソニーの「VAIO PCG-505」を購入したのは、DTM(デスクトップミュージ
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