法務でも、人事でも、営業でも、運送でも、接客でも、掃除でも、ほぼあらゆる仕事において、 「誰にでもできるつまらない仕事」をさせたときの生産性は、有能な人間と無能な人間で、劇的な差は出ません。 「誰でもできる簡単な営業」なら、超優秀な営業マンと、凡庸な営業マンで、仕事の成果に劇的な違いはでません。 「誰にでも出来る簡単な接客」なら、超有能な窓口係でも、凡庸な窓口係でも、仕事の能率は大して変わりません。 通常、能力によって仕事の能率に劇的な差が出るのは、「難しい仕事」をさせたときです。 有能な営業マンは、難しい営業交渉を、手際よくまとめ上げる。失敗する頻度も少ない。 平凡な営業マンは、難しい営業交渉だと、ときとして有能な営業マンの5倍もの手間をかけ、しかも、失敗する確率は5倍だったりする。 こうして、有能な営業マンは、平均的な営業マンの10倍以上の生産性をたたき出します。 しかし、あくまで、そ
ずいぶん前になるが、これは東海村でウラン溶液のバケツリレーやってたら臨界事故を招いた事件のときに柳田邦男が評論していた内容だ。「そもそも『これをやったら、こうなる』という推理をしながら、やらないからこうなるわけだ。『幼児がうるさいから殴ったら、死んだ』とか『いじめてたら自殺した』とか。最近の日本人は想像力が欠落している」とかいう話だった。 仕事でも同じことで、「電話しなけりゃこうなる」とか「説明しなけりゃこうなる」とか思うわけだ。「だから、どうしてそれをやったら(もしくはやらなかったら)どうなるか想像してみなかったのだね? こうなることは火を見るよりも明らかではないか」とプリミティブな失敗をやらかした某君に昨日説教をしてたら・・・ 「自分はそういうのが苦手なんです。想像力が乏しいんです。どうすればできるようになりますか?」と聞かれた(ってか逆ギレ?)。それで、僕なりの回答を書いておく。 「
定年退職した人たちが老後も生き生きと働ける社会は、高齢者と若者がガチで競争する社会のような気がするのは、僕だけか? 弾さんや分裂勘違い君劇場などが高齢者と若者について色々と書いているので、ちょっと違った視点から書いてみる。 先日、とある零細企業のホームページを作るための営業に行った。その社長さんの知り合いが、何でも.NETに対応しているショッピングモール付きのホームページを何と5万円で作ってもらったらしいよ、なんてことを嬉々と話していた。そのホームぺージを見てみると、確かに5万円とは思えないくらい、動的な言語でちゃんと実装されていて、ショッピングもちゃんとできたりする。その上、週に1度担当者がその会社に来て、メンテナンスやサポートもやってくれるらしい。これが、5万円。価格崩壊もいいところだなと、その制作会社を呪ったものだ。 もちろん、その社長さんはそういった事例を見ているので、「これくらい
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「早起き生活にシフトするコツ」で取り上げた『快適睡眠のすすめ』、ようやく(楽しみにしていた)サバイバル睡眠法の章に入りました。 短眠とされる以下の2人には共通点があるそうです。 「4時間以上眠るとかえって気分が悪くなる」と言い切っていたエジソン 「一日に2時間の睡眠で十分」と豪語していたテスラ(エジソンのライバルでモーターを発明) 共通点とは、「実は2~3時間の昼寝を2回ぐらい取っていた」という事実。結局のところ日に7~8時間寝ていたわけです。 とは言え、僕自身もトータルでは長くなったとしても睡眠を刻むことのメリットは実感しています。 例えば、原稿に向かう時は、早朝が最もはかどるのですが、これは早朝だから、というより起き抜けで頭がスッキリしている、という要因が大きいと考えられます。 なぜなら眠くてどうしようもない午後に15~30分の仮眠を取ると、早朝と同じようにはかどるからです。 他の人の
不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 1つ前の「頭の中にあることを瞬間的に出せる訓練をしないとコンセプトもへったくれもない」に続いて、原研哉さんと阿部雅世さんによる対談集『なぜデザインなのか。』より。 今回は、さすが情報のデザイン、コミュニケーションのデザインを仕事にしている原さんならでは、というところをご紹介。 ある企業で聞いた話ですが、工場で働いている人たちの仕事の能率があまりに悪いので、試しに国語のテストをしたら、びっくりするくらい語彙が少なく、成績がよくなかったそうです。たしかに「うぜーな。うぜーよ。メシいこうぜ。マジっすか?」くらいの言葉で済んでしまう世界がある。(中略)それはマズいと思って、その企業は国語教育を始めたんだそうです。それで、彼らが国語が少し面白いと思い始めたあたりから、俄然仕事の効率が
皆さんの家にも、このように、適当に延長ケーブル、なにかに付属してきたケーブル、なんとなく捨てるには惜しいケーブルを適当につっこんである棚はないでしょうか? このように適当につっこんでおくと、一つ一つのケーブルがいつのまにか複雑に絡み合い、 「あれー?確かこんなケーブルあったよなー?」 と探し出しても、ケーブルをほどくのが大変でさっぱり見つけられん! ということがあるのではないでしょうか? 僕も最近、音楽機材をあっちにつないだりこっちにつないだりしようと思ったら、欲しいケーブルが見つからない! その上で、ケーブルを入れてる棚はこの有様! もー!なんなんだ! ということがありました。 しかし、このケーブルごちゃごちゃ問題に関しては、解決策は現在の人類にはないのでは無かろうか? と思っていたのですが、最近ある妙齢の女性がお考えになったケーブルまとめ術を教えてもらいました! それがこちら! その解
MOLESKINEといえば黒──だったわけだが、限定版の赤い2007年スケジュールノートが発売になる。公式Webサイトで販売中。 アーティストやジャーナリストに人気の高級ノートMOLESKINE(モレスキン)に、“赤い”バージョンが登場する。9×14センチのポケットサイズの2007年版スケジュール+ノート。公式Webサイトから限定先行発売が始まった。 これまでMOLESKINEといえば黒だったわけだが、今回の赤バージョンは、カバー、しおり、ゴムバンド、拡張ポケットのマチまで赤で統一。これまでのMOLESKINEのイメージとは違った雰囲気を醸し出している。 オンライン販売価格は2310円。一般店舗では9月中旬から取り扱いを開始する。
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