または私は如何にして心配するのを止めて修辞を嫌うようになったか。 今日おどろいた事。 「なんの唐突もなく」という日本語表現の存在。 ・なんの唐突もなく - Google 検索 こんなめちゃくちゃな誤用がこんなにも広まっているとは知らなかった。 物知らずが、言葉を知らないくせに「なんか難しそうな言葉」を使ってカッコつけようとするから、こんな事になる。こういう人間だよ、おぼえたての「閑話休題」とか「所謂」とか乱用しちゃうの。 呉智英先生の「スベカラク」の話ではないが、自分の身の丈にあった言葉づかいという物があって、物を知らないのであれば背伸びした言葉を使うべきではない、と思う。 よく、二重否定は表現として難しいと言うが、二重否定だけでなく、否定を盛り込んだ表現というのは難しいのではないか。 ・吝かではない(やぶさかではない) ・止むを得ない(やむをえない) なんていうのがその代表格かも知れない