プログラムや重要な業務メールなどは、その出所を証明するためにデジタル証明書を付加している場合が多い。メーラの多くは、証明書のツリーをルート証明書までたどり、問題のないデジタル署名がなされているかチェックしている。 ファイルやメールの出所の確実性を保証するデジタル証明書だが、個人で利用するには、取得するための費用や手間の問題で、なかなか利用に踏み切れない場合が多いだろう。デジタル証明書が必要だがコスト面で導入できない、あるいはデジタル証明書の利用テストを行いたいというなら、個人向けのデジタル証明書を無料で発行してくれる認証局を利用すればよい。 Thawte Inc.[英語] Thawte Inc.は、デジタル証明書のプロファイルに一部制限があるものの、メール(S/MIME)に無料で利用できる「Personal E-mail Certificates」を提供している。Thawte Inc.の認
OpenSSLを利用した、自己認証局(CA)の構築と、サーバ証明書の作成手順とApache+mod_SSLでの設定方法についてもご紹介します。 Section.1では、通常のhttps通信を可能とするため、以下の手順を行います。 1.自己認証局(CA)の構築 2.サーバの証明書の作成 3.自己認証局によるサーバ証明書への署名 4.Apache+mod_sslの設定例 Section.2では、Section.1に加えてクライアント認証に利用する証明書の発行方法とApacheの設定例を示します。 1.クライアント認証用証明書の作成 2.Apache+mod_sslでの設定例 最初に、自己認証局(以下CA)の構築を行います。なお、CAの構築は/usr/local/CAに行います。 CAを作成するには、OpenSSL付属のCA.shを利用します。 (CA.shは、OpenSS
自己署名の証明書になっていた。 これは明らかにセキュリティ脆弱性だ。この種類の脆弱性(ブラウザが証明書を検証しない)は、伏せておくよりも早く事実を公表して利用者に注意を促した方がよいという考え方もあり、すぐに日記に書こうかとも考えたが、このケースではIPA、JPCERT/CCを通した方が修正が早く行われるのではないかと考え、IPAの脆弱性届出窓口に通報した。 この届け出は3月27日に受理された。そして本日、JVNで公表となった。修正版が提供されているので、利用者はアップデートで対応できる。 JVN#76788395 ソニー製 mylo COM-2 におけるサーバ証明書を検証しない脆弱性, JVN, 2008年4月23日 パーソナルコミュニケーター "mylo" COM-2 セキュリティ脆弱性対策プログラムご提供のお知らせ, ソニー株式会社, ソニーマーケティング株式会社, 2008年4月2
■ 緑シグナルが点灯しないのに誰も気にしていない?という不思議 フィッシング対策ソフトの導入動向 最近、金融機関が「PhishWall」や「PhishCut」を導入したというニュースをよく見かけるなあと思っていたら、どうやら、金融庁の監督指針の今年の改定でフィッシング対策について明記されたことが関係しているらしい。 主要行等向けの総合的な監督指針(平成19年6月版), 中小・地域金融機関向けの総合的な監督指針(平成19年8月版), 金融庁 III-3-7 インターネットバンキング III-3-7-2 主な着眼点 (2) セキュリティの確保 ホームページのリンクに関し、利用者が取引相手を誤認するような構成になっていないか。また、フィッシング詐欺対策については、利用者がアクセスしているサイトが真正なサイトであることの証明を確認できるような措置を講じる等、業務に応じた適切な不正防止策を講じている
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