ソフトバンク・ヒューマンキャピタルは5月27日、同社が運営する転職サイト「イーキャリアプラス」がウェブ制作関連の勤務者に対して実施した給与アンケートの結果を発表した。 このアンケートは、インターネット関連業界に勤務するウェブプロデューサーおよびプランナー職、ウェブディレクター職、ウェブデザイナー職のそれぞれ100名に対して実施したもの。 そのうち、ウェブ制作関連職種の平均年収調査では、ウェブプロデューサーおよびプランナー職が552万円、ウェブディレクター職が468万円、ウェブデザイナー職が358万円という結果となった。 この調査より、プロジェクトを統括するウェブプロデューサーおよびプランナー職は、年齢に比例した大幅な年収の増加が見込める職種であることがわかった。 一方、20代後半から30代前半の若手が多いウェブデザイナー職では、全体と比較して平均年収は低い結果となり、ウェブディレクター職、
こうした事情をよりわかりやすく見るために、年代別・職種別に年収を比較したのがDATA1だ。例えば「システム開発(Web・オープン系)」の職種では、20代後半では大手の年収を100としたときベンチャーは91、中小が90とまだ格差は小さい。30代前半になると100:90:92 で、大手:中小の格差は 一見縮まったようにも見えるが、30代後半になると100:89:80 と再び広がる。同じシステム開発エンジニアでも、20代後半では中小企業勤めは大手企業の90%程度の年収を得ているのに、30代後半になると80%程度になってしまうということだ。 ハードウェア系の職種も見てみよう。たとえば「回路・システム設計」のエンジニアの場合、大手:ベンチャー:中小の比は、20代後半で 100:93:100 とほぼ均衡していたものが、30代前半では 100:81:89 とややばらけ、30代後半では 100:119:8
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