悪態のプログラマとある職業プログラマの悪態を綴る。 入門書が書かないプログラミングのための知識、会社の研修が教えないシステム開発業界の裏話は、新人プログラマや、これからプログラマを目指す人たちへのメッセージでもある。 「プログラマ35歳定年説」という言葉がある(30歳説、40歳説もあるが、数字そのものはあまり問題ではない)。加齢によるスキルダウン、体力ダウンを連想させる言葉だが、むしろ、会社組織的な背景が強いようだ。 システム開発業界では、「彼はまだプログラミングしかできない」といった言葉をよく耳にする。つまり、この業界の中では、プログラミングは一般的に「簡単な仕事」とされているのである。本当はそんなに簡単なわけではないのだが、他の仕事はもっと難しいということだろう(※1)。 開発の仕事を、「簡単だとされている」順に並べれば、テスト、プログラミング、設計、要求分析というように、ウォーターフ
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