ミシシッピ川から6ブロック離れた、ニューオーリンズのポイドラス通り沿いにある27階建ての超高層ビルのなかで、あるインターネットドメインホスティングサービス企業の社員が、大型ハリケーン「カトリーナ」上陸直後の混乱の様子をブログに記録していた。このブログは、遠隔地に住むブロガーには到底真似のできないリアルな描写で溢れている。 ニューオーリンズに拠点を置くDirectNICの5人の社員が、今からおよそ1週間前の、ハリケーンに見舞われる直前から、食料、水、ディーゼル発電機、カメラと共に、少なくとも1丁の銃を携えて、同社の本社が入居するビルの10階と11階にこもっている。 それ以来、社員の1人であるMichael Barnettは、「Livejournal」と題したブログに彼らの生活の様子を書き込んできた。LivejournalはBarnettにとって、かつては「友人らと毒舌を吐いたり、雑談をする」
![ブロガーは見た--ハリケーンに襲われたニューオーリンズの惨状](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b2e7e8148382fd7b3dec79b2c199e08ace74193a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fmedia%2Fc%2F2012%2Fimages%2Flogo%2Flogo_ogp_1200.png)