スコットランドのペイズリー大学の心理学教授、スチュアート・ブロディ氏が、人前でスピーチをする前にあがらなくなる方法を解明した。セックスである。 教授は約50組のカップルについて、2週間にわたって彼らの性行為と、大きなストレス(例えば人前でのスピーチなど)に晒された時の血圧との関係を調査した。 その結果性交をした被験者は他の性的行為を行った被験者よりストレスの感じ方がより少なく、血圧が正常に戻るまでの時間も短かったという。性的行為を控えた被験者はストレスを受けると最も血圧が上昇した。仕事や他の要因によるストレスを考慮しても、ストレスへの反応の大きさは性的行為によって説明できるという。 「この効果はオルガズムによってもたらされる短時間の安楽によるものではなく、少なくとも1週間ほどは持続するものです。」と教授はニュー・サイエンティスト誌で語る。教授はこの効果はオキシトシンの分泌によるものと考えて