倖田來未の「羊水」発言(「35歳をまわると羊水が腐る(笑)」云々)について。 ひどい失言だと思う。 単なる不注意で済まされるレベルの話ではない。「軽率」とか「無知」みたいなことでスルーしてもらえるニュアンスの表現でもない。 なにより「腐る」という言い方に、「軽率さ」や「無神経」以上の「悪意」ないしは「嘲笑」が横溢してしまっている点が致命的だ。 よって、責められるのは仕方がない。 企業の広告が手を引くのも当然。 だって広告なんだから。 どこの営利企業が、腐った化粧品を宣伝したいと思うかって、そういう話ですよ。 とはいえ、発言した媒体(←AMラジオ)の気楽さ(およびマイナーさ)から考えると、騒動の波及範囲が不当に大きく、しかも急速であったとは思う。 要は「ブログ」の炎上と同じで、途中から(つまり、ある程度騒ぎが大きくなって以降)は、面白がって煽る連中がカネと太鼓で騒ぎ立てただけの話なのだと思う