この言葉はブッダの言葉です。 この一節には、前部分があります。要約すると「良い伴侶を得られれば、その者と共に歩めばよい。しかし、愚か者を道連れにしてはならない。もし、良い伴侶が得られないのであれば・・・」と、その後に、件の一節が続きます。 良い伴侶とは、バトーにとっての素子です。しかし、バトーと素子は、もう一緒にはいられない仲です。そこで、良い伴侶と共に歩めないから、孤独に歩めば良い、ということです。 これは、公安9課全体にも言えます。強大なリーダーがいなくなった9課に当てはめて、荒巻もこのセリフを言っているのでしょう。 これは、孤独は悪いことではない、という意味が含まれています。ブッダは、孤高、孤独、こういった状況を良しとする言葉を多数残しているので。悪人や愚か者と共にあってはならない、ということ。 しかし、去って行く直前、素子はバトーに言いますね。「あなたがネットにアクセスする時には、