2015年は、日本のポップシーンにおける地殻変動の年となるだろう。インターネットは今も「現場」の意味を更新し続け、作り手と受け手双方の音楽との接し方に影響を与え続けている。一方、2010年代前半にインディーシーンを中心に広まったシティポップの再評価や、海外におけるディスコやファンクのリバイバルなどが合わさって、ブラックミュージック寄りのポップスを「今のJ-POP」として鳴らす若手が、いよいよオーバーグラウンドに進出しつつある。ネットとリアル、生演奏と打ち込み、ポップとマニアックの境界線が薄れる中、自由な感性で立ち上がる若手クリエイターたちによって、2015年のポップシーンに新たな景色が作られていくことに期待が高まっているのだ。 ボーカル・作詞担当のぽんと、作曲・プログラミング・ギター担当の小島英也による男女ユニットORESAMAは、そんな今の日本の音楽シーンを体現する存在。アニメ『オオカミ
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