「スピンオフ」というのは、元々人気のある作品を元に作られているわけであり、その作品の元からのファン層への求心力が高く、確立済みのキャラクターを用いることで低コストに魅力的なキャラを出せるというメリットもある。 だが、あくまで本家が「主」で、スピンオフが「従」という立場だったはずが、いつのまにかスピンオフの方が人気が出てしまい本家よりも長く続いてしまうことも世の中にはままあるから面白い。 スピンオフシリーズの方が長く続いてしまうと、そのことをよく知らない新規層からは本家の方が外伝のように扱われてしまうことすらある。 場合によっては、後述する『かいけつゾロリ』『魔法少女リリカルなのは』『ぷよぷよ』等のように、本家の存在が理由の如何に問わず実質的に無かった事にされてしまうケースもある。