アニメやらエロゲやらにどっぷり浸かっていた青春時代。 心のなかではきっと彼女欲しいとかセックスしたいとかでも現実の女はクソまじビッチ死ねとか、まあある種こういった人種特有(といっていいのか分かりませんが)の鬱屈とした感情を抱えつつもいろいろ否定して生きてきた。 だからなのか、恋というものが解らなかった。本質として。 いやまあ話の中ではよく見るし切ないって感情も解ってたつもりだったけどね。体験してみると違うもんだ。 キモいけど自分かわいくてしょうがない傷つきたくないATフィールドばりの鉄壁を張り巡らしていた自分だったけど、それをぶちこわす奴がいた。 バイト先の後輩だった。 毎日メールするようになって、一日100通を超えたあたりかなあ。 毎日バイトの送り迎えするようになってからかなあ。 ふたりで雪合戦したときかなあ。 呑み行ったときかなあ。 バレンタインに手作り貰ったときかなあ。 俺がバイトや