民主党の小沢一郎元代表が結成を目指す新党は、50人超の規模となる見通しだ。 小沢氏が狙っているのは、次期衆院選で「小沢新党」と他の地域政党などが緩やかに連携する「オリーブの木」による政権獲得だが、展望は開けていない。 小沢氏は、次期衆院選について「オリーブの木みたいな形でやればいい」と周辺に語っている。 連携相手は当面、「新党大地・真民主」(鈴木宗男代表)や、地域政党である愛知県の「減税日本」(代表・河村たかし名古屋市長)、「日本一愛知の会」(会長・大村秀章知事)とみられる。 さらに、石原慎太郎東京都知事を担ぎ出す「石原新党」や、関西圏を中心に国民的関心が高く、民主・自民2大政党と対抗する「第3極」の中核になる可能性がある「大阪維新の会」(代表・橋下徹大阪市長)との連携にも、熱い期待を寄せている。 小沢氏は28日にグループ議員を集めた会合で、「自分の皮膚感覚では、反増税で選挙をやれば国民の