この本は、普段アナログやデジタルでイラストを描いている人が自分の絵の魅力をもっと引き出せるように、デザインについての基本や実用的な応用をまとめたものです。絵の描き方や基本的なソフトウェアの使い方の解説は他の本に譲り、とにかくすぐ使えて、分かりやすく、実用性に富んだデザインとその方法を具体例をあげながら紹介しました。 昨今はSAIやGIMPなどの比較的安価なデジタル描画ツールも登場し、タブレットも手に入れやすい価格になってきました。WACOM社のintuos 4シリーズでは1g筆圧検知を搭載し、2048段階という繊細な描画まで表現できるようになり、デジタルでのイラスト制作はかなり快適になっています。 合わせてPixivやDeviantARTといったSNS(ソーシャルネットワーキングサイト)も登場し、絵を描く人にとって発表の場も交流の場も身近なものとなりました。 そんな絵を描くことを趣味