ポイント 複数人での動作や技能の共有のため、ロボットヘッドとロボットアームを搭載した遠隔共同作業システム「Fusion(フュージョン)」を開発しました。 従来のテレイグジスタンス注1)やテレプレゼンスロボット注2)では難しかった視点共有を伴った共同作業を実現しました。 地理的に離れた状況下での身体を介した共同作業や技能学習への応用が期待できます。 社会性や専門的なコンテキストを含んでいる複数人での動作や技能の共有において、身体的な情報と紐づいた効果的なコミュニケーションは重要な要素になります。しかし、遠隔でのコミュニケーションとなると、動作の共有は視覚的な情報に制限されます。本研究では、ウェアラブルロボットを用いて遠隔地から他者の身体に働きかけ、二人羽織のように他者の身体を操作することでコミュニケーションできる遠隔共同作業システム「Fusion(フュージョン)」を開発しました。 開発したシ
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