じりじりと暑い夏の太陽を感じるようになりましたね。室内の冷房と外気の暑さの温度差に体調を気をつけたい季節です。この時期疲れやすいのでないかと思います。野菜果物のパワーで、のりきりましょう。今回は、『さやいんげん』をご紹介いたします。 さやいんげんはマメ科インゲン属の若い莢を利用する野菜でメキシコ南部、中央アメリカが原産地です。日本へは、江戸時代に隠元禅師が中国からもたらし、名前の由来にもなっています。(隠元禅師が伝えたのはフジマメという説もあります。)もともと豆を取るために栽培していましたが、今のように若いいんげんを莢ごと食べる『さやいんげん』が導入されたのは明治時代になります。 さやいんげんは、つるあり、つるなしの種類があり、莢の形は丸莢、平莢に分けられます。つるありの代表品種は、丸莢のドジョウインゲン。つるなし丸莢で細長いサーベルインゲン。広い幅が特徴的なつるあり平莢のモロッコインゲン