子供の出生数がヨーロッパ諸国の中でも際立って低いポーランド。ここ数年、ベービーブーマーだった世代が出産期に入ったので、道を歩けばあちらこちらで赤ちゃんを見かけることも多いので意識しなければ気がつかない子供不足。しかし、合計特殊出生率が1.3人で前後して久しいこの国、政府がここ数年出生率の上方修正?改善?にやっきとなっています。 一つ前の政府では「ゆりかご支給」という、出産一時金を配ることを決めたのですが、結局こういう一時金は長い目で見ると、出生率の上昇に役には立たなかったようです。それより女性が働く間、子供を安心して預けられる場所を確保しようという方向で現在調整が進んでいます。