lsコマンドはファイルやディレクトリの一覧を表示するコマンドです。 引数に何も指定しない場合、カレントディレクトリ内のファイルとサブディレクトリの一覧を表示します。 -aオプションを使用した場合は「.」や「..」、またドットファイルが表示されているのがわかります。 引数にディレクトリ名を指定した場合、そのディレクトリ内のファイルの一覧を表示します。 その際に-dオプションを使用すると、ディレクトリの中身を表示せず、そのディレクトリ自体の情報を表示します。 引数にファイル名を指定した場合、そのファイルの属性を表示します。 下記の例では-lオプションで詳細情報を、-tオプションで修正時刻の降順に表示しています(複数のオプションは「-」の後にまとめて記述できます)。 ファイル名の指定はワイルドカード「*」を使用して拡張子が「.txt」のファイルを指定しています。