物理学で「力」は以下の4つ。 重力 電磁気力 弱い力 強い力 これらは物質の最小単位である素粒子に働く4種類の力である。物理学者たちは、できればこの4つの力をひとつの理論で統一したいと思っている。すべてを説明する究極の理論。これが物理学の最大の夢だという。 じつは、この究極の物理理論は、あと一歩の地点にまではたどりついている。すでに、強い力、弱い力、電磁気力の3つは「大統一理論」によって統一され、あとは重力を残すのみ。いま一番有望とされてるのは超ひも理論(超弦理論)である。 物質をどんどん細かくしていくと、最後にたどりつく(認識できる)一番小さな粒が素粒子になる。この世界の物体は、すべてクォークや電子、光子といった「素粒子」でできている、といってもいい。ただ、素粒子は空間的な大きさがわかっておらず(無いのかもしれない)、まだ「点」みたいな扱いでしかない。 素粒子は「振動」によって計測される