商店街の歩道に埋め込まれた将棋盤のモニュメント。それぞれ詰将棋の問題となっている=茨城県坂東市岩井 茨城県坂東市岩井の商店街の歩道に、光る将棋盤のモニュメントが完成した。将棋の十三世名人・関根金次郎が同市と縁があることから、活性化策として市が設置。商店街が歩行者天国となる28日午後7時に初めて点灯される。 将棋盤の大きさは、縦72.3センチ、横57.3センチ。ステンレス製の枠に強化ガラス製の将棋駒を入れ込んである。駒の周囲には10色のLED(発光ダイオード)照明が取り付けられている。駒は枠から入れ替えることができ、さまざまな詰将棋の問題を作ることができる。 将棋盤は商店街の約300メートル間に10基作られた。易しいものから難しいものまで、10種類の詰将棋の問題を、約3カ月ごとに変えていくという。 問題に挑戦してもらおうと、同市商工観光課や商店街の各店で詰将棋の解答用紙を配布する予定