ナシーム・ニコラス・タレブ(Nassim Nicholas Taleb) タレブは生涯を通じて、運、不確実性、確率、そして知識にまつわる問題に熱中してきた。 彼は三つの立場で、そんな自分の思考を駆使し、いずれも際立った仕事をしている。すなわち、作家、トレーダー、そして大学教授である。 ほとんどの時間を遊び人として過ごし、地球上のあちこちのカフェで瞑想しているが、同時に、ニューヨーク大学ポリテクニック研究所の特別教授であり、またユニヴァーサL.P.の幹部も務めている。 著書『まぐれ』と『ブラック・スワン』は31ヵ国語で出版されている。