界隈性のシンプルな例は、学生にとっての学生街 「今どこそこで飲んでいるから、おまえも来いよ」と友人に呼ばれて向かうと、呼び出してきた親しい友人もいれば、それほど親しくない顔見知りもいて、中には知らない学生もいる。たまたまその場に居合わせただけの人も一緒に騒いでいる。 しかし、そんな知らない人も、その日から友達になり、今度みんなで遊びに行く約束をする。こうしてコミュニティーやネットワークが広がってゆく。そんなコミュニティーのより所としての「たまり場」が、点ではなく面として街に散在し、機能している状態が「界隈性(かいわいせい)がある」状態なのだと思います。 新宿のゴールデン街や下北沢辺りを想像してほしい 「界隈性」という聞き慣れない言葉は、建築や不動産業界で用いられる専門用語です。ざっくりいうと界隈性がある街というのは、地元民や来訪者も含めた多種多様な人々が往来し、つながり、コミュニティーを形
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