(前回から読む) 竹中 今回の衆院選で民主党が掲げたマニフェストには、異質な要素がモザイク的に盛り込まれています。その矛盾とか整合性とかを指摘する声はある。 年金改革にしても、医療改革にしても、少子高齢化対策にしても、どう乗り切っていくかという政権運営のポイントは、結局、そのコストを国民がどう負担するかでしょう。その時、国民を納得させるための必要条件は「ぶれないビジョン」だと思うんですよ。 民主党の鳩山(由紀夫)さんが、これからビジョンを打ち出せるのか。「友愛社会」とは言っているのだけれど、どうもビジョンとしてはフニャっとしていて、よく分からない。この辺が1つの問題ですよね。 「ちょうどいいところ」でコンセンサスは取れる 渡部 恒雄(わたなべ・つねお)氏 東京財団 上席研究員 1963年福島県生まれ。東北大学歯学部卒業後、アメリカに留学し社会科学を学ぶ。ニュースクール・フォー・ソーシャルリ
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