序文 各メーカーの中国語モデル新機種が出揃った。先手を打ったのが電子辞書シェアNo.1のカシオ。エクスワードの新中国語モデルを他社より2ヶ月近く早く市場に投入。これに対して中国語電子辞書の王者キヤノンは一般向けと上級専門家向けに分けていたラインナップを一本に絞って、名実共に究極のマシンとなった「wordtank V903」を余裕の三月末投入。自信の程が伺える。ただ単に遅れただけかもしれないがw。 そして中国語電子辞書の新星シャープも三月下旬にパピルスの新中国語モデルをリリース……パピルスは以前から中国語モデルがあったって?以前のモデルは語るに及ばないものだったので評価対象外。今回はじめて評価に値するモデルを投入してきた、という意味である。 各社それぞれ新機能を搭載しており、技術の進歩を感じさせてくれる。昔は収録コンテンツ的に台湾製の電子辞書に劣っていた時代もあったが、そんな話も今や昔。もと