チェターラには行かなければならない理由があった「ガルム」という言葉を知ったのは、もう20年以上前のこと。 あるTV番組で、南イタリアの特集をしていた。アマルフィ海岸のとある小さな漁村と、そこの主要産業であるカタクチイワシ漁が紹介された。そして、古代ローマから使用されてきたと言われる、カタクチイワシの魚醤づくりと、それをメインに使用しているレストランが紹介されたのだ。 その村はチェターラ、そしてそのレストランはSt Pietroだ。 このSt Pietroで、必ず注文されるという、ガルムで和えたパスタをTV画面越しに見たとき、「いつかこの村を訪れて食べたい」と思った。 その頃は、まだ日本でガルムなど手に入らなかった。 その後、様々な国の様々な輸入食材が手に入るようになり、ガルムも成城石井などで販売されるようになった。 そして、いつか見たTV番組を思い出して購入し、覚えているままガルムを使って
![添乗員が個人でめぐるイタリア旅行記 #7|アマルフィ海岸の漁村チェターラの絶品パスタ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3644d069b90ad88a2bdf067854757aec59bcbcfb/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.ura-no-ura.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2018%2F06%2FDSCN5190.jpg)