今年も師走を迎えた。この時期は多くの企業や役所で冬のボーナス(賞与、一時金)が支給される。年末調整の準備が進む職場も多く、今年の年収がだいたい確定する時期になってきた。 一方で、給料は働き続けているかぎり、ずっともらい続けるもの。これを積み上げて考えてみることで、本当の差が見えてくる。会社に新卒で入社して定年まで働いたときに総額ではいくらになるのか、東洋経済はこれを「生涯給料」と定義している。 東洋経済オンラインが11月10日に配信した「最新版!『生涯給料トップ500社』ランキング」には多方面から大きな反響が寄せられた。あくまで推定値ながら1位は6億円超となり、高給企業に勤めていると生涯にわたって稼ぐおカネも大きくなることを示した。 一方で、今回はそれとは逆に「生涯給料が低い」会社のランキングを作成した。企業や読者の一部から「トップ500でランキングをすると、まるで500位が低いように見え