さて、前回に引き続き、アニメの人種問題の話です。 しかし、その前に、前回頂いたご指摘をもとに、宇宙戦艦ヤマトについて、若干話を整理しなおします。 まず、私が書いた前回の趣旨は、 大和を復活させてヤマトとし、日本人だけでデスラーと戦うというストーリーは、太平洋戦争の敗戦コンプレックスからきているように読みとれる。 ただし、西崎氏も松本氏も、そういう話を最初から作ろうとしていたわけではない。 ということでした。 それに対し、ご指摘いただいたのは、 1.デスラーなどは、白人は白人でも、アメリカというより、ナチスからきている。 2.ヤマト以前、おもちゃにおいては「大和」が人気アイテムであった。 ということでした。 これらのご指摘を踏まえて考え直してみるに、大和を復活させてヤマトとするというアイデアは、反米というよりは、単におもちゃを「大和」にかこつけて売ろうという、スポンサーサイドの意向だったのか
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