移転いたしました。 日本語標準アクセントの概要 ケーススタディー 定式表記法 English 資料 0.総論 アクセントとは、個々の語に特有で不可欠なストレス(強弱)またはピッチ(高低)の配列のことである。 アクセントによって文は語の単位で「塊り」や「山」として感知されやすくなり、理解が助けられる。これをアクセントの統語機能と呼ぶ。 また、同じ音声(分節素)の配列であってもアクセントが異なることによって別の語として認識できる。それによって同音異義を避け、音節数の節約もできる。これをアクセントの弁別機能と呼ぶ。 言語によってはアクセントの形が一種類に限られ、したがって弁別機能を持たないことがある。しかしその場合でも統語機能は有効に働く。 日本語のアクセントはピッチアクセントである。日本語の発話にはもちろん強弱も伴っているが、それは語に特有でも不可欠でもないのでアクセントとは関係がない。