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stuxnetに関するxmmmのブックマーク (2)

  • 制御システムセキュリティへの期待と課題

    情報セキュリティというと、パソコンやサーバなどの情報システムを対象とするものが主流であったが、2010年に登場したスタックスネット(Stuxnet)の登場で様相が一変した。これまで安全と考えられてきた制御システムにも大きな脅威があることが分かったからだ。今回は制御システムセキュリティについて考えてみる。 制御システムセキュリティとは 一般的な情報システムと異なり、制御システムは専用の機器や通信プロトコルを使い、通常は閉域網を使って構築することから、これまではインターネットセキュリティとは無縁と考えられてきた。しかし、2010年に登場したスタックスネット(Stuxnet)は、イランの核燃料施設に採用されている制御システムのPLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)を標的とし、実際にウラン濃縮用遠心分離器に影響を及ぼした。これを契機に、制御システムについても、マルウェア対策が必要であるこ

  • 本当のサイバー戦争が始まった

    2010年に発生したStuxnetは全く新しいタイプのウイルスで、発電所や給水施設などの重要なインフラを攻撃する。米国政府機関が作成したと疑われるこの超高性能ウイルスは、まさにサイバー戦争への宣戦布告だ。 2010年初夏、イランの1台のコンピューターが、意味もなく再起動を繰り返すようになった。「悪意あるソフトウェア(マルウェア)」の関与を疑ったウイルス対策ソフト会社VirusBlokAda社(ベラルーシ・ミンスク)のウイルスアナリストたちは、インターネットで異常な動作をしているコンピューターを調べ、まもなく、自分たちの推測が正しいことを知った。彼らは不安と不気味さを感じた。 イランのコンピューターから抽出したそのコードは、前例のない大きさと複雑さを持つ、未知のコンピューターウイルスだったからだ。 2010年6月17日、VirusBlokAda社は全世界に警報を発し、ウイルスの正体を突き止め

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