コード・スニペットは、頻繁に記述する定型的なコード記述をテンプレートとしてまとめたもので、Visual Basic 2005以降で利用できる(詳しくは「Visual Basic 2005 ここが便利!IDE編 第7回 どう書くんだっけ? を「コード・スニペット」で一発挿入!」を参照されたい)。コード・スニペットをうまく利用すれば、目的の機能や処理の実装方法を逐一調べたり、ほかのソース・ファイルに記述されている同様の処理コードをコピー&ペーストしたりするような手間が省け、開発効率が高まる。 特にVisual Basic開発者(以降、VB開発者)向けに用意されているコード・スニペットは、例えば「ファイルへの書き込み」などのように、機能(=1つの意味を持つまとまった処理)を中心にコード・スニペットがまとめられており、「実装したい処理」を基準にコード・スニペットが利用できるので使い勝手がよい。 し