概要 本稿では,ツイナビが執筆・掲載した記事「デザイナーの『ごまかし』 本当に「五輪とリエージュのロゴは似てない」か?」の問題点について,ベルギーの劇場「Théâtre de Liège」のロゴ作者である Studio Debie が掲載している資料を中心に考察を行う. 筆者が考える当該記事の問題点は,以下の2点である. ツイナビの記事では,Théâtre de Liège のロゴがステンシル系の書体に由来するように見えるのは,単に装飾的理由によるものとしている.しかし,Studio Debie のWebページに掲載されている資料によれば,深津氏の指摘のとおり「ステンシル書体の作法」に従ったものである(文字を切り抜いた際の強度が考慮されている)と考えるほうが合理的である. 深津氏のいう「ステンシル系の書体」という概念を,Stencilという特定のフォント固有の欠点に置き換えて論じている.
大きなトラブルとなった五輪のロゴ類似問題。素人目にはそっくりになロゴに対し、審査員をはじめ多くのデザイナー達が「まったく違う」と反論していたのが印象的でした。しかし、不透明かつ説明不足の審査委員会もあいまって、残念ながらこれらの発言は身内を守るものと解釈されてしまいました。また画像の盗用問題により、本来なら行われるべきだった、冷静な議論などは完全に失われてしまいました。 なぜデザイナーと世間において、これほど大きな認識の違いが生まれたのでしょうか?本稿では、デザイナーと世間の間にある「類似性のギャップ」に関しできる限りわかりやすく説明します。最大公約数的な意見としては、このような感じではないかと思います。 全体の構成としては、まず類似性は鑑賞者の文化背景に依存することを説明します。その上で、前提知識として、デザインの本質や、文字を用いたデザインの類似性についての基礎知識を解説します。その後
2020年東京五輪の公式エンブレムの酷似疑惑で揺れる中、フリーデザイナーの梅野隆児氏(47)が11日にツイッターで公開したエンブレムが話題となっている。「すてきなデザイン」「躍動感と勢いを感じる」などと称賛され、2万以上のリツイートの反響を呼んだ。梅野氏は、佐野研二郎氏のエンブレムを評価する一方で、参加資格が限定されていたデザインコンペについての問題点を指摘した。 「攻めてきたな。これ良いじゃん」。梅野氏は佐野氏のシンプルで先進的なエンブレムを見たとき、直感的に感じた。しかし、発表直後から批判的な世論の声が多かったことに同じデザイナーとしてショックを受けるとともに、佐野氏の攻めたデザインにある種の物足りなさも感じたという。 そんな思いが、自身でエンブレムを作るきっかけとなった。8月11日に、「ぼくのかんがえた東京五輪エンブレム」と題しツイッターに公開すると、またたく間に話題になりリツイート
佐野チルドレン、一般人考案の扇エンブレムを一斉批判 1 名前: クロイツラス(庭)@\(^o^)/:2015/08/24(月) 14:57:17.49 ID:PeAII2yu0.net 笠島 正敏(デザイナー) 招致ロゴと甲乙つけがたいくらい素敵です!。佐野氏のは気持ちが沈みます。 【朗報】フリーデザイナーが非公式でつくった扇のオリンピックロゴが「日本らしくていい!」と絶賛される http://netgeek.biz/archives/46248 中島 英樹 汚い。 松家 利絵 私は、佐野くんのデザインは好きなんですよねえ。とりあえず、メディアは無視します。 植原 亮輔 どこがいいのかわからない。 中島 英樹 植原くん。想像だけど、この扇子が大きな蛾にみるころが、ポイントかも。自分が、 自殺の名所に立っている事もわかない不思議な感覚(スロッピング・グリッスルかよ!) 森本 千絵
FACEBOOKにてそれなりの反響があったので、ここに引用します。 またそれも踏まえて自分なりの視点から今回の件をまとめることが出来ればと考えています。 今回の問題は、いろいろな理解不足によって起きている非難だと考えます。 非難の類いを見ていて、一番ミソになるのは、トートバッグの件であり、 トートバッグのコピーのような件がどうして起きるのか。 という、部分を理解されている方が少ないと感じたので、この投稿の一番の目的はその部分でした。 オリンピックのロゴは決してコピーではないと自分は考えます。それについてここでは触れません。専門の方が分析されているのでそれを参考にしてください。 佐野さんの一件は、僕らがどれくらい自分の関わらない世界を知らないか。 そして知らないことについてはどれほど残酷になれるかについて考えさせられる。 自分もそれをどこかでやっているのかも知れない。 オリン
英語版の記事はこちら 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会エンブレム制作者である佐野研二郎氏は5日、都内で会見を開催。メディア向けにデザイン、制作意図、オリジナリティの根拠について、改めて説明の場を設けた。 佐野氏は騒動を受け、会見の冒頭で「大変驚いており、模倣というのは事実無根」とコメント。訴えを起こしているベルギーの劇場のロゴについては「要素は同じだが、デザインに対する考え方がまったく異なる。自身のデザイナー、アートディレクターのキャリアの集大成としてすべての経験と知識を注ぎ込んだものであり、これ以上のものはないと考えている」とし、エンブレム制作の過程についてボードを用いて詳しく解説した。
2020年東京五輪のエンブレムがベルギーの劇場のロゴマークと似ているとされる問題で、エンブレム制作者の佐野研二郎氏が5日午前、東京・虎ノ門の大会組織委で記者会見を開き「日本人としての誇りを持って作った。盗用との指摘はまったくの事実無根」と作品の独自性を強調した。 この問題を巡っては、ベルギーのリエージュ劇場のロゴをデザインしたオリビエ・ドビ氏の代理人が、五輪エンブレムは劇場ロゴの「盗作」と主張し、エンブレムの使用差し止めを求める文書を日本オリンピック委員会に送っている。 佐野氏は「ベルギーに行ったことはなく、ロゴも見たことがない」と否定。アルファベットの「T」と円を組み合わせたエンブレムの意図を説明し「(リエージュ劇場のロゴは)アルファベットのTとLを組み合わせたもの。要素は同じものがあるが、デザインの考え方や背景の色も違い、全く似ていない」と話した。 大会組織委の槙英俊・マーケティング局
2015-07-30 東京五輪のエンブレムロゴマークは盗作ではない。 たたかれるのは、戦ってる証拠だと思う。このラグビーのポスターを誰がつくったか知っていますか? ぼくの職業がコピーライターなせいもあるのか、下のシャレの効いた絵もだいすきです。 誰かのつぶやきを見たり、ネットニュースを見たり、話題になったときに検索したりしただけで、すべてをわかった気になっちゃダメだと思う。 たとえば「ドローン」がネガティブなニュースで拡散されれば、そこばかりが目につく。世界では、ドローンが命を救うこともあるのに、そこには目を向けずなんとなく知った気になり、そのままにする。 「東京五輪のエンブレムをデザインした人が、TwitterもFacebookもアカウント削除して逃亡した」とニュースで読めば、そうなんだと思ってしまう。 でも真実はちがう。ひと月以上前から見られない状態でした。ぼくは、佐野研二郎さんに会社
国立競技場やロゴマークの件で思うのは、(少なくともネット上の)日本人がプロを全く信用していないんだな、ということ。 ザハは建築のノーベル賞と言われるプリツカー賞を取っているし、佐野研二郎も様々な実績やヒット企画を打ち出して来た人である。 少なくとも芸術面では超一流という評価をもらっている人たちであって、そのアウトプットには一流の人としてのクオリティがあるに決まっているのに、 ド素人共が寄ってたかって叩いていて本当に醜い。どっからその自信が湧いてくるんだろう。 挙げ句、ロゴを戻せだの、日本らしいデザインにしろなどと叫んでいる。 これって「サムスミスがグラミー賞を穫るのはおかしい。俺にとって分かりにくい音楽はだめ。三代目JsoulBrothersが穫るべき。」 って主張してるのと何ら変わらないと思うんだけど。 デザインしたのも選んだのも一流の人なんだから、信頼しろよ、納得しろよ、と思う。 プロ
6月9日は、ギブソンのエレキギター「レスポール・モデル」の生みの親であるレス・ポールの誕生日です。Googleのトップページには、“音が出る”ギターのホリデーロゴが掲載されています。 ▽ Google ギターの弦を模した10本の線にカーソルを合わせると、実際に音が鳴ります。それぞれの線で音程が違います。中央下にあるボタンをクリックしてキーボード入力を半角に設定すると、キーボードでも音が出せます。「qwerty…」や「asdfgh…」など、キーボードを左から順に打っていくと「ドレミファソ…」と音階が弾けます。同時にキーを押すと、複数の音を鳴らせます。 レス・ポールは1915年6月9日に生まれたアメリカのギタリストです。ギブソンの「レスポール・モデル」はレス・ポール本人と共同開発したギターで、世界中でその名を知られています。 文: タニグチナオミ 関連エントリー 「Google」の6文字が踊る
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