米アップルが、音楽配信サイト「アイチューンズ・ストア」で、ビートルズの楽曲の販売を近く始めるとウォールストリート・ジャーナル紙(電子版)が15日報じた。アップルはこれまでビートルズ側と係争関係にあり、曲を扱っていなかったが、ビートルズ側や経営難の英音楽大手EMIグループと合意に達した。 アップルは同日、サイト上に「明日は忘れられない日になる」と表示、米東部時間16日午前10時(日本時間17日午前0時)に何らかの発表があるとしている。 ビートルズが1968年に英国で始めたレコードレーベルの名称が「アップル」だったことから、ビートルズ側は米アップル(当時アップルコンピュータ)が商標権を侵害したと主張。78年から係争が続いていた。 ビートルズは現在でも人気が高く、調査会社ニールセンによると、米国で昨年、328万枚のアルバムを売り上げ、歌手別で3位に入った。(共同)
江戸時代創業の老舗すし店「小鯛雀鮨鮨萬(こだいすずめずしすしまん)」(大阪市)が節分用巻きずし「招福巻」の商標権を侵害されたとして、大手スーパー「イオン」(千葉市)を相手に名称の使用差し止めなどを求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(近藤崇晴裁判長)は26日付で、すし店側の上告を退ける決定を出した。イオン側の勝訴とした2審判決が確定した。 1審の大阪地裁は、「十二単(ひとえ)の招福巻」の名称で商品を販売していたイオン側に使用差し止めを命じたが、2審の大阪高裁は「『招福巻』は05年以降、多くのスーパーで用いられ、普通名称になっていた」としてすし店側の請求を棄却する逆転判決を言い渡していた。【伊藤一郎】
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