三菱東京UFJ銀行は、一部の口座で開設者からの取り引き状況の確認に応じるシステムに不備があったため、出会い系サイトなどに振り込みをした人の電話番号、およそ1万4000件が流出した可能性が高いと発表しました。 銀行には、ことし4月下旬以降に取り引き状況の確認が求められた記録が残っていましたが、それから半年分を調べたところ、出会い系サイトなどを運営する事業者の47の口座が不正なアクセスを受け、振り込みをした人のおよそ1万4000件の電話番号が流出した可能性が高いとしています。 このシステムは先月下旬に改修されましたが、平成16年2月から使われていたため、実際に流出した情報はさらに多いおそれがあるとしており、三菱東京UFJ銀行は、「関係者の皆様にはご迷惑・ご心配をおかけして誠に申し訳ありません」とコメントしています。