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reviewに関するxxx2uのブックマーク (2)

  • 涼宮ハルヒの絶望

    「絶望系 閉じられた世界」を読む。うわーなにコレ、すごくいいじゃないか。「ハルヒ」書いた人とは思えん。小説としての「ハルヒ」の出来はアレだけれど、これは良作、なんってたって、「この超展開、どうなるんじゃぁっ」と(ラストを予感しながらも)ページを繰る手が止まらなくなったから。 ラノベとハーレクインの読者はまさに「物語の消費者」といえる。期待するキャラやストーリーを効率よく吸収するためにページをめくる。けど、これ、ラノベか? 表紙や序盤の「不思議ちゃん+萌エロ」を期待して読むと、ラノベというフォーマットを突き破って唐突に残虐化する展開に仰天するかも。移入すると心が痛い痛い。 またラノベっぽくないのが話し手。ラノベにおける状況説明は、エロゲ並みのモノローグで語られることが多い(キョンの長台詞が典型)。これは心地よいときもあれば鼻につくこともある。その"弱点"を、書では実にスマートに回避してい

    涼宮ハルヒの絶望
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: テレビやゲームは頭を良くする

    「今の若者がバカばかりなのは、テレビゲームばかりやっているからだ」「ケータイが語彙を貧弱にし、日語を壊す」といった論は、飽きた。喰いつきやすく、燃えやすいが、二項対立水掛け論は見えてるから。ウチダ先生あたりが新書で小金を稼ぐのにちょうどいいネタ。 それが、同じネタでユニークなが出ている。これまでと真逆なところが良い。 テレビゲームは頭を良くするそうな。最近の翔んだ識者がふりまわす「ゲーム脳」「ネット漬け」に真っ向から反論するのみならず、攻め込んでいるところが痛快ナリ。どこのコミュニティにも必ず一人はいるアマノジャ君の戯言かと思いきや、家庭用ゲームテレビドラマ、ネットコミュニティを例に挙げ、えらく説得力ある論を展開する。 骨子はこれ↓ 昔と比較すると、ゲームテレビドラマは複雑化している。楽しむためには、一定の知的水準を要求するようになっている そうした複雑化するゲームテレビドラ

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: テレビやゲームは頭を良くする
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