本稿は前稿の CentOS版だ。要件定義はおよそ同じだが、LiveBootの実現方法の違いにより、構築手順は大きく異なる。 要件定義 対象機は x86_64(amd64)とする。 VGAデバイスは物理的に搭載されていない。GUIも使用しない。よって起動する CentOSはコンソールベースとする。 BIOSコンソールリダイレクト機能は対象機材でサポートされているものとする。 シリアルコンソールは baud=115.2kで接続する。1 成果物は ISOイメージとし、CD-R/DVD-Rに焼いて USB-ODDブート(USB光学ドライブ起動)できるものとする。通常は、再起動毎にあらゆる設定や痕跡は完全に忘却される。 他の Linuxマシンを必要とすることなく、一般的な Windowsマシンから既成の USBインストーラを用いて、USBフラッシュドライブに変換できるものとする。この際 persis
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