本機の音の進化としては、高音質なヘッドホンを同梱したほか、ヘッドホンを交換可能な構造にすることで、お好みのヘッドホンでも5.1chバーチャルサラウンドをお楽しみいただけるようになりました。映像の進化としては、映画館のフィルム独特の味わいを再現できる「24p True Cinema」や、ゲームなどの動きの速いシーンでも残像感の少ないくっきりとした映像を再現するパネルドライブモード「クリア」を搭載しました。また、従来比20%以上の軽量化を実現するとともに、新ヘッドバンド機構により装着感を向上。さらに、外部からの光を遮断するライトシールドも進化させ、より高い遮光性を実現しました。 昨年11月の発売以来、当社の予想を大きく上回る反響をいただいたヘッドマウントディスプレイ『HMZ-T1』において、ソニーからはご家庭で映画館のプレミアムシートから鑑賞するような臨場感ある体験を提案してきました。今後は本
大画面の3Dテレビはどうも今ひとつパッとしない状況だ。思うに、家族みんなで楽しみたい映画のようなコンテンツの場合、いくつもの3Dメガネが必要で、主流であるアクティブシャッター方式の3Dメガネは1万円前後と容易に買い足せるものでもなく、手軽に楽しみにくいことが問題のような気がする。 ところが、ゲームでは少々状況が異なるのではないかと、ゲーム好きの筆者は考えている。3D対応のゲームソフトも着実に増えているし、一人でプレイするゲームならば、3Dメガネをたくさん揃える必要もない。20V型クラスのパーソナルサイズならばなおさらだ。いや、3Dでゲームをやると本当に面白いんですよ! というわけで、潜在的に需要が高そうな20V型クラスの3D対応モニターに、またひとつ注目のモデルが登場した。それが今回紹介する「3Dディスプレー CECH-ZED1J」(実売価格4万円前後)。型番を見ればお分かりのように、プレ
最近は寒い話題が多いテレビメーカーの中で、ホットな注目を集めているのがソニーが2011年11月11日に発売するHMD(ヘッドマウントディスプレイ)「HMZ-T1」である。本機は頭にかぶるように装着して視聴するパーソナルな3Dモニターだ。HD解像度の有機ELパネルを両目に採用し、クロストーク(左右画面の干渉)のないピュアな3D映像が楽しめる。 その3D映像の迫力は3Dテレビを超え、シアターに迫る異次元の映像を実現している。発売日を目前にしたメッセージを含め、シアター3Dを実現した秘密をソニー開発陣に聞いた。 ソニーが2011年11月11日に発売するHMD(ヘッドマウントディスプレイ)「HMZ-T1」。価格はオープンで、実勢価格は5万9800円前後だ 大迫力の3Dを“世界初体感”してほしい 増田: いまだかつてHMD(ヘッドマウントディスプレイ)がここまで注目されたことはなかったと思えるほど、
ソニーから11月11日に発売されるヘッドマウントディスプレイ「HMZ-T1」。0.7型/1,280×720ドットの有機ELパネルを2枚搭載し、3D視聴にも対応という、AVファンとしても注目のスペックを持って登場したことで、大いに期待している読者も多いことだろう。 筆者も今年1月に開催されたInternational CES会場でテストして以来、オーディオビジュアルの本流の製品の一つになるかという興味も含め、個人的に興味を抱き続けてきた製品だ。今回は当サイトから3Dゲームをプレイして欲しいとのリクエストがあったので、早速装着を試みた。 ■装着をしっかり行い、快適さと画質を両立させよう これまでのレポートでも再三触れられていることだが、「HMZ-T1」を使うときに重要なのは、装着をしっかりと行うことだ。筆者は製品発表前から何度も視聴しているが、装着は慣れるまで少し時間がかかる。特に常時メガネを
[SIGGRAPH]ゲームにおいて平面視表示を立体視表示へと変換する2つの手法 ライター:西川善司 ATI Technologiesに在籍していた多くの優秀なソフトウェアエンジニアは,AMDとの統合前後にゲーム業界へと散っていった。Natalya Tatarchuk氏(Bungie)もそんな1人だ カナダのバンクーバー市で開催されているSIGGRAPH 2011,会期2日目となる現地時間の2011年8月8日は,ここ数年のSIGGRAPHで恒例となっている,ゲームグラフィックスの最新技術を紹介する「Advances in Real-Time Rendering in 3D Graphics and Games」が開催された。これは,PCゲームだけでなくコンシューマゲームも含め,ユニークかつ先進的な技術を実際の開発者が登壇して解説するという人気のコースセッションである。 オーガナイザーは,AT
開発にあたりソニーがこだわったのは、(1)圧倒的な映像美、(2)映画館にいるような没入感、(3)真のリアリティを引き出す高純度3D、の3点だという。 (1)については、0.7型のHD対応有機ELパネル(解像度1,280×720)を新開発し、ヘッドマウント部の内側に設置。このパネルは自発光のため“発光ゼロ”の状態にすることが可能となり、これにより黒を沈めて高コントラスト化を図った。さらに、動きの早い映像でも残像を減らせるよう、8ビット映像を14ビット相当の階調表現で出力する「SBMV」技術を用いている。 (2)では、ヘッドマウント部の映像を観る部分に独自技術の光学レンズを搭載することで、視野角を約45度に。これにより、“750型の画面を20mの距離から観ている状態”、つまり“映画館のベストポジションでスクリーンを観ているような仮想体験”ができるとしている。さらに、ヘッドマウント部に設置された
ヘッドマウント型のディスプレイは,これまで成功したためしがない。デジタル家電の雄であるソニーがかつて「グラストロン」を製品化したが,失敗に終わった。カメラ・メーカーもヘッドマウント型ディスプレイを手掛けたが,あまり話題にはならなかった。「なぜなら画質が問題だったから」と筆者は考える。しかし,今回ソニーが開発し,「2011 International CES」(2011年1月6~9日,米国ラスベガス)に展示した「3Dヘッドマウント型ディスプレイ」には感動した。これまでとは全く違う映像だったからだ。 まず,画質がとても良い。これは,コントラストに優れた有機ELパネルの搭載が効いた。解像度は発表されていないが,720p程度と思われる。高コントラストの有機ELならではの非常にしっかりとした映像だ。 画像には,立体感が適度についている。さらに素晴らしいのは,空間感が非常に豊潤なことだ。ちょうど500
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く