Appleは米国時間3月21日、「Apple ID」システムにさらなるセキュリティ階層を加えた。これによって、ユーザーがAppleのさまざまなサービスにログインする際のパスワードが強化される可能性がある。 Apple IDを持つユーザーは、パスワードに2段階認証を適用するように登録することができる。2段階認証とは、通常のパスワードに加えて使用することのできる4桁のパスコードを、テキストメッセージでユーザーの携帯端末に送信するシステムである。実際にこれによって、その携帯端末にアクセスできる人物でない限り、アカウントに攻撃を加えられないようにすることができる。 Appleの広報担当者は米CNETに対し、「Appleは顧客のプライバシーを非常に重要視しており、2段階認証は、当社のユーザーのデータが保護されることを保証するさらに堅牢なプロセスである」と述べた。「われわれは現在、ユーザーに対し、この