必要なエラー情報を付加する何らかのエラーを検出した場合の対処方法としては、いくつかあります。 公開APIが呼ばれた場合のメソッドの引数の値が不正だった場合に、NullPointerExceptionやIllegalArgumentExceptionをスローしたりします。 デバッグ用にデバッグ文を表示したり、ログ情報を記録したりします。 コードレビューを行っていて気づく点としては、これらのエラーを通知してデバッグの助けとして書かれているコードが全く何の助けにもなっていないことが多いということです。 Javaでは慣例として、引数のnullの場合には、NullPointerExceptionをスローします(『Effective Java 第2版』 「項目60 標準例外を使用する」)。その場合、Javadocにその旨をきちんと記述すると同時に、例外をスローする際にエラー情報をコンストラクタのメッセ