連載「Visual Studio Codeで始めるPythonプログラミング」 前回は、Visual Studio Code(以下、VS Code)でPythonするために必要となるPython拡張機能のインストールを中心に話をした。今回は、これを利用して、実際にPythonコードを記述、実行する方法を見ていこう。 なお、本稿ではWindows版のVS Code(64ビット版)を使用し、venvモジュールを用いて作成した仮想環境を使用している。 ファイル操作はここで:[エクスプローラー]ビュー 前回も簡単に述べたが、VS Codeでは「フォルダを開いて、そこに含まれるファイルをエディタと呼ばれる領域(タブ)で編集する」のが基本だ(単一ファイルを開いて、編集することも可能ではある)。ここではvscpython_02フォルダを開いている。開いたフォルダに含まれるファイル群はサイドバーと呼ばれる