はじめに 登校拒否、無気力、非行、家庭内暴力など、近年急増している子供の異常行動は、「脳の機能低下」が原因です。ただし、ここでいう脳は、言語、芸術、科学など高度な精神機能を司る大脳のことではなく、もっと原始的な(従って、より基礎的で重要な)「脳幹」と呼ばれる部分を指します。従って、問題児たちは、いわゆる精神異常ではありません。 脳幹は、生命維持に関わる事柄(血液、呼吸、免疫など)や、感情のもとになる生理活動(情動)をコントロールする非常に大切な部分で、「生命の脳」とも呼ばれています。この脳幹の機能が衰えれば、生体の恒常性を保つ力や外敵から身を守る免疫機能などが衰え、アレルギー性疾患(喘息、アトピーなど)になったり、無気力になったり、粗暴になったりします。その大半が神経症的行動異常であり、時として、精神分裂病に似た行動をすることもあります。 戸塚ヨットスクールは、ヨットやウインドサーフィンな