ミリオン出版の劇画誌『漫画ナックルズ撃』が、ぼくのことを「日本初のホモ雑誌を作った男」と題して劇画化してくれた。 その最後の頁、一頁を使って、「ゲイのバイブル」が引き寄せた奇才・異能の漫画家・ヤマジュン」と題して、『ウホッ!!いい男たち』(ブッキング刊・\4800)を、くわしく紹介してくれた。 それでまた火がついたのか、この本が売れに売れて、第四刷にまでなっている。こんな高価な漫画本もあまりないだろうが、それが二千部を超えるほど、この出版不況の中で売れていることは珍しいのでは。 大阪の方でもマニアが集まる大きな催物があって、ヤマジュンの漫画の主人公を人形として作った人がいて、売りに出すようだ。 たった五体しか出品しないそうだから、これは奪い合いになるに違いない。このブームに目をつけたのか、「夕刊フジ」が2月10日の新聞に「ウホッ・しーましェーンのルーツ・ネット人気で復刻のホモマンガ作家・ヤ