28日午後、島根県大田市の三瓶山で、登山していた福岡市の72歳の女性が下山の途中、尾根からおよそ50メートル滑落し、全身を強く打って死亡しました。 28日午後1時ごろ、島根県大田市の三瓶山の標高1000メートル付近で、福岡市南区の真鍋雪野さん(72)が尾根からおよそ50メートル下の谷に転落しました。一緒に登山していた人からの通報で島根県の防災ヘリコプターが現地に飛び、真鍋さんは病院に運ばれましたが、全身を強く打っていて、まもなく死亡が確認されました。 警察によりますと、真鍋さんは28日午前8時ごろから親類4人と一緒に三瓶山に登り、下山する途中だったということです。 現場の尾根は男三瓶山と女三瓶山の2つの山の間だということで、警察が状況を調べています。