ベテランすり 冬本番前に出頭「寒いから刑務所に入りたい」 札幌・中央署は6日、すりをしたとして窃盗の疑いで住所不定、無職の男(59)を逮捕した。同署によると、男は「寒いから刑務所に入りたい」と5日午後10時半ごろ、北海道警本部に出頭した。札幌管区気象台によると、当時、札幌市中心部の気温は7・5度。 逮捕容疑は9月18日午後2時半ごろ、同市中央区南3条西4丁目の場外馬券売り場で、同市北区の無職男性(66)のズボンの後ろポケットから現金約1万7千円が入った財布を盗んだ疑い。 同署によると、男は容疑を認め「長くすりをしてきたが、自分の腕が落ちてなかなかうまくいかなくなった」と供述しているという。