・ほとんどの人が「チェーンの大型書店」で本を買い求める ・ネットオークションの利用率は20~40代が高い。10代が少ないのはパソコン保有率の低さ、50歳以上が少ないのはパソコン「利用」率の低さからと推測される ・ブックオフのようなチェーンの新古書店の方が、個人経営の書店や普通の古本屋よりも高い利用率を誇る ・個人経営の書店や古書専門店のような「旧スタイルの書店」は、相対的には壮齢層に人気がある 書店業界では「ブックオフのような新古書店が地方の本屋を廃業に追いやっている」という話をよく耳にするが、その言葉があながち言いがかりの類ではないことが分かる。また、高齢層はネット上やチェーンの大型店、新古書店など比較的新しいスタイルの本屋が苦手で、旧スタイルともいえる個人経営の書店や古書専門店を好む傾向が見られることも見て取れる。 「町の本屋さん」の表現がぴったりな、個人経営の書店が現在の流通機構や本