変わらず面白い。 特にこの巻はストーリィ全体の大きなフックなので、なおさらなのかも知れない。(いくつかそういう描写が増えてきた。後述。 さらっと書評系ブログを眺めて気になった箇所。 ランドリオールと言えば、id:kaienさんとid:Gaius_Petroniusさんとこの書評が色々まとまって書いているのだけど、実際の所、彼らの書評にはいまひとつノレないのである。特にランドリオール絡みは毎回、砂を噛んだような気分になる。*1 これは「ランドリオール」がどういう物語であるのか、という視座の違いでしかないのだけど、彼らは主人公DXがいかに王たり得るのかを描くストーリーだと考えている一方、「こんな主人公がいたらなー」という素朴な願望を公言しているのだ。そのなかで「自分ならどのように振る舞うのか」という思考実験をやっている。そして、それをもって、読者が眺める現実についても語りかけている。 彼らの言