バンクーバー五輪カーリング女子代表のチーム青森が今季を最後に“自然消滅”する可能性があることが16日、分かった。14年ソチ五輪に向けたチームの今後は6月をめどに正式発表されるが、現役続行を明言しているのはメンバー5人中1人だけ。主将の目黒萌絵(25)=みちのく銀行=は、3人残らなければ来季初戦のパシフィック選手権(11月・韓国)でのチームの出場権失効を明かし、事実上の消滅状態になると示唆した。チームはこの日、今季最終戦の世界選手権(20―28日・カナダ)に向け成田空港から出発した。 継続か消滅か。日本カーリング界の代名詞的存在となった「チーム青森」が夏前に消えてしまうかもしれない。今月11日に5連覇した日本選手権で、11月のパシフィック選手権の出場権を獲得したが、現役続行を表明しているのは5人中、近江谷杏菜(20)=青森市役所=の1人だけ。だが、同選手権出場の登録人数はルール上、同じチー