「家の隣に遺体保管所ができる。毎日遺体の近くで生活することになってしまった」──川崎市で起こった問題が、各メディアで取り上げられている。 7月25日にはTBS「Nスタ」、29日にはテレ朝「モーニングバード」、31日には「情報ライブミヤネ屋」でコーナーを作って放送された。 騒動の発端は、工場と住宅街が混在している地域にいきなりできた「遺体保管所」。遺体保管所とは、火葬場で火葬しきれない遺体を一時的に保管しておく施設のことだ。 住民は遺体保管所の建設を知らされておらず、説明会を要求。6月下旬に緊急説明会が行われた。 住民側の反対理由のおもなものは「(遺体が近くにある)精神的なストレス・不安」「騒音や衛生管理に対する不安」。子どもへの悪影響や、資産価値の下落を気に掛ける声もある。説明がなかったことによる反発も強い。 対して、業者側は「社会的に必要な施設」と理解を求める。また、遺体保管所の場合は近