2015年6月10日発売 特集:思想とデザイン 思想が人に伝えらえるためには,なんらかの素材や形に定着させなければならない。したがって思想は無形のものとしては存在しえず,インターフェイスとしての書物とそのデザインに大きく規定されてきた。またメディアの広がりとともに,思想は活字ではなく音や図像も含めた空間のなかに展開されるようになってきた。時代と共に移り変わってきた思想とデザインの関係に,気鋭の若手研究者,評論家とともに切り込む特集。 企画とアートディレクションは,現在,美術・建築・人文系をはじめとする幅広い領域で活躍するデザイナー・加藤賢策(ラボラトリーズ)が担当。 マクルーハンのメディアデザイン 文│門林岳史 1960-│拡張するメディアと思想 視覚的ペーパーバックの実験|ポケットの中のカウンターカルチャー|絵詞エディトリアル─横尾・粟津の本|杉浦康平の文体─①,杉浦康平の文体
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