若いうちは起業に崇高な目的なんていらない 佐俣アンリ氏(以下、佐俣):僕は、起業をするにあたってはすごく低俗な理由でいいと思っていて。バンドって、だいたい「モテたい」からスタートするじゃないですか。 会社を作るってこと自体はモテたいでいいと思っていて、バンドも最初はモテたいでも、ファンがいっぱいついたら「ファンに応援してもらいたい」になるじゃないですか。 だからいきなり超カッコイイことを考えなくても、そういう順番でいい。僕は27歳でファンドをスタートさせているんですけど、スタートした理由は脅されたからで(笑)。普段はあんまりしゃべらないんですけど、僕、前にいたファンドを辞めた後に2ヶ月くらいプータローをしてたんですね。 そのときに、お世話になっていた社長さんに夜中に呼ばれて「貴様に3つの選択肢をやろう」と。俺の会社(上場企業)の子会社の社長をやるか、海外の新規会社の社長をやるか、独立するか
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